過去のカレンダー (2010年４月〜2011年３月まで)
☆３月の星空カレンダー☆
【＠】肉眼でもＯＫ！
【∞】簡単な双眼鏡で！！
【×】見えない。
無印 ・・・その他
★乙女座を見てみよう!!★
乙女座は春の訪れを知らせる星座です。
この星座は3〜4月にかけて深夜0時頃に南の方向に位置します。
ギリシャ神話では、農業と大地の女神「デーメーテール」の姿で
手に持っている麦の穂の部分にあたるのが白く輝く「スピカ」となります。
神話では愛娘のペルセポネが一年のうちの4ヶ月間は冥界に行ってしまい
離ればなれになるため、悲しみのためにデーメーテールは夜空には現れず
地上には寒い季節(冬)がやってくる。
4ヶ月間が過ぎて娘が戻ってくるとデーメーテールは喜び夜空に現れ
地上は春が訪れる...との物語です。
皆さんも春を知らせる乙女座の白く輝く「スピカ」を探してみませんか?。
１日 金星と月がとても近づいてみえる【＠】
夜明け直前の東の低い空。
金星と月がとっても近づいて見えているでしょう。
月のすぐ近くで輝いているのが明けの明星「金星」です。
日の出前なので見られる時間は限られてますがチャレンジしてみて下さい。
５日 新月【×】
６日 啓蟄(けいちつ)【二十四節気】
陰暦二月の始まりの日。
「冬眠をしていた虫たちが姿を現す頃」と言う意味があります。
７日 木星と月がほぼ並んで沈む【＠】
陽が沈んだ後の西の低い空。木星と月が並んで西の地平に沈むでしょう。
まず月を探してみてください。
すぐ近くで輝いているのが木星です。
１１日 月とプレアデス星団(すばる)が近づいてみえる【＠】
月と、おうし座のプレアデス星団が近づいて見えます。
まず月を探してみてください。
その近くに見える細かい星の集まりがプレアデス星団(すばる)です。
ちなみに「すばる」は私の18番です♪。
１３日 上弦の月【＠】
１７日 木星と水星がとても近づいてみえる【＠】
陽が沈んだ後の西の低い空。木星と水星がとても近づいて見えてるでしょう。
西の空で非常に明るく輝く星が木星。
そのすぐ上部(東側)で小さく見えるのが水星です。
水星を見る良いチャンスです。
１８日 春の彼岸の入り
彼岸とは春分や秋分を中心として前後の3日を合わせた7日間を指します。
仏教では太陽が真東から昇り真西に沈むこの時期、
西にある極楽浄土(西方浄土)の方向に沈む太陽を礼拝し
仏様へ思いをはせたのが始まりです。
２０日 満月【＠】
月が今年一番に地球に近づく【＠】
この日は月が今年一番に地球に近づき大きな満月が見られるでしょう。
とは言っても通常の大きさの月と比べることができませんので
大きい事を気に留めながらながめてみて下さい。
春に桜餅を食べながら「お月見」なんて良いかも知れませんね。
２１日 春分の日
春分(しゅんぶん)【二十四節気】
この日は昼と夜との時間がほぼ等しくなります。
この日から徐々に昼の時間が長く成り、“暑さ寒さも彼岸まで”と言われるように
春分を過ぎると今年も暖かい春がやってきます。
仏教では春分をはさんで前後7日間が「春の彼岸」になり、
キリスト教では春分が過ぎた最初の満月の日の、次の日曜日が「復活祭」となります。
月とスピカがとても近づいてみえる【＠】
月と、おとめ座のスピカが近づいて見えているでしょう。
まず月を探してみてください。
そのすぐ上側(北側)に白く輝くのが春の訪れを告げるスピカです。
２３日 水星東方最大離角【＠】【∞】
太陽が沈んで辺りが暗くなった頃、西の空では水星が太陽から離れて
見やすい位置に現れるでしょう。
水星は地球の内側で公転(太陽周りを回る)している太陽に一番近い惑星で、
普段は太陽光の影響で長時間は見られない星ですが
この日は水星が太陽から離れたところに現れているので観察しやすくなります。
２６日 下弦の月【＠】
☆２月の星空カレンダー☆
【＠】肉眼でもＯＫ！
【∞】簡単な双眼鏡で！！
【×】見えない。
無印 ・・・その他
★オリオン座を見てみよう!!。★
冬の代表的な星で三つ星で有名なオリオン座。
今年も見やすい季節がやってきました。
オリオン座は「狩人オリオン」で、こん棒を持ちながら両手を広げています。
三つ星は丁度ベルトの部分に当たります。この星座は日本では
能などで使われる太鼓「鼓(つつみ)」の形をしていることから
“つつみ星”などと呼ばれてました。
その三つ星の下側に、縦に並んだ小さな「小三ツ星」があるのがわかりますか?。
みんなで視力測定をしても面白いかもしれません。
オリオン座がこの時間に西に傾くようになると本格的な春が訪れます。
３日 新月【×】
節分
元々節分とは「季節を分ける(季節の変わり目)」の意味で、
立春、立夏、立秋、立冬 のそれそれの前日を指しますが
その中でも立春前の節分は「一年は立春から始まる」と言う事で
厄除けの行事が始まりました。皆さんも豆を蒔いて「福」を呼び寄せましょう！。
旧正月(春節)
旧暦の正月。昔は日本でもこの日が正月でした。
今でも中華圏やベトナムなどでは旧正月を盛大にお祝いします。
冬至と春分の中間に当たり、暖かい地方では梅が咲き始めます。
その「旧正月」の決め方ですが、
旧暦では春分を間に含む暦月(新月から次の新月の前日まで)を
2月と定めておりました。その前の歴月が1月になります。
今年(2011年)の場合、春分の日が3/21日。
春分の日を含む新月から新月の前日まで(3/5〜4/2日)が2月。
その前の新月から新月の前日までの間(2/3〜3/4日)が1月となるので
初日の2/3日が旧歴1/1日となります。
４日 立春(りっしゅん)【二十四節気】
陰暦の一月の始まりの日。暦の上では冬と春の境い目に当たります。
節分の翌日でもあり、この日から数えて88日目の日が
「夏も近づく〜♪」の歌でお馴染みの八十八夜になります。
７日 月と木星が並んで見える【＠】
夕方のあたりが暗くなった直後の西側の空。
三日月と木星がとても近づいて見えているでしょう。
月を目印にして探してみてください。
１１日 上弦の月【＠】
建国記念の日
１５日 ふたご座の星(ふたご座μ)の星食【＠】
「星食」とは月が星を隠してしまう現象で
この日は月が、ふたご座の星「ふたご座μ」を隠すでしょう。
14日深夜に月を探してみて下さい。
そのまま日付が変わり15日の0時半頃から1時半の間に、
月が小さな星「ふたご座μ」を飲み込むように隠していくでしょう。
寒い時期ですので暖かくしてチャレンジしてみて下さい。
１８日 満月【＠】
１９日 雨水(うすい)【二十四節気】
陰暦の一月)の終わりの日
だいぶ暖かくなり「段々と雪が雨に変わる頃」の意味があります。
実際にはまだまだ寒い季節であります。
２1日 月と土星とスピカが近づいて見える【＠】
21日深夜から22日未明にかけて、月と土星と
おとめ座のスピカが三角形を作って見えているでしょう。
月を目印にして探してみてください。
白く輝くのがスピカ。近くで輝いているのが土星です。
２５日 下弦の月【＠】
☆１月の星空カレンダー☆
【＠】肉眼でもＯＫ！
【∞】簡単な双眼鏡で！！
【×】見えない。
無印 ・・・その他
★りゅう座ι(しぶんぎ座)流星群極大★
2011年も「星空カレンダーCafeOnda」をよろしくお願い致します!!。
年が明けるとすぐに三大流星群のひとつ「りゅう座ι(しぶんぎ座)流星群」極大がやってきます。
この流星群は毎年多くの流星を飛ばすことで有名です。
今年はコンディションは「最良」!!。
りゅう座ι流星群で今年一年の運試しはいかがでしょうか。
１日 元日(2011年／平成23年/卯年)
あけましておめでとうございます。
今年も「CafeOnda星空カレンダー」を宜しくお願い致します！！。
月と金星が並んで見える【＠】
日の出前の辺りがまだ暗い朝。
東の低い空では月と明るい金星が並んで見えているでしょう。
４日 新月【×】
りゅう座ι(しぶんぎ座)流星群極大【＠】出現期間1/1〜1/7
三大流星群のひとつ「りゅう座流星群」が極大を迎えます。
今年は月明かりが無くコンディションは良好です。
極大時間は1/4日の10時頃。
おすすめの観察時間は...
1月3日の夜から4日の朝にかけて。
その前後の日も要チェックです。
詳しくは、特集「りゅう座(しぶんぎ座)流星群2011」のコーナーを．．．。
流星をみつけたら「流星報告掲示板」に書き込んでくださいね！。
６日 小寒(しょうかん)【二十四節気】
陰暦十二月の節。小寒から節分までを「寒の内」と呼ばれ、
小寒は寒の内の始まりの日なので別名「寒の入り」とも呼ばれ
最も寒い季節に突入します。
９日 水星と金星が共に西方最大離角【＠】【∞】
日の出直前の暗い東の低い空では水星と金星が太陽から離れて
見やすい位置に現れているでしょう。
水星と金星は地球の内側で公転(太陽周りを回る)している惑星で
普段は太陽光の影響で長時間は見られない星ですが
この日はふたつ共に太陽から離れたところに現れているので
観察しやすくなります。
一番明るく輝いているのがが金星。
東側(下側)に赤く輝く「さそり座」のアンタレス。
そのまた北よりの下側で小さく輝くのが水星です。
１０日 成人の日
１１日 月と木星が並んで見える【＠】
月の近くでは木星が輝いているでしょう。
木星は明るい星なので月を目印にして探してみて下さい。
１２日 上弦の月【＠】
１５日 小正月
本来は旧暦1月15日(満月の日)を指しますが
現在は元日にあわせて新暦でおこなわれるのが一般のようです。
この日は一年中病気をしないようにと小豆粥を食べる慣わしがあります。
ちなみに1999年までは小正月が「成人の日」でした。
また「どんと焼」や「歳の神」と言って正月飾りや古い札などを燃やす
行事もおこなわれ、この火にあたったり火で焼いた団子や餅をいただくと
一年中、無病息災ですごせると言われてます。
１７日 冬の土用の入り
土用とは立春、立夏、立秋、立冬 それぞれの前の18日間のことを言い
今年は2/4日が立春なので1/17日が土用入りとなります。
２０日 満月【＠】
大寒(だいかん)【二十四節気】
陰暦十二月の中。一年の内で最も寒い時期です。
くれぐれも風邪などには気をつけてくださいねっ。
２５日 月と土星とスピカが近づいて見える【＠】
深夜0時過ぎ。月と土星と「おとめ座」のスピカが三角形を作って
東の空を昇ってくるでしょう。
月を目印にするとわかりやすいでしょう。
２６日 下弦の月【＠】
３０日 月と金星が近づいて見える【＠】
日の出前の辺りがまだ暗い朝。
東の低い空では月と金星が近づいてみえているでしょう。
まずは月を探してみてください。近くで輝いているのが金星です。
針金のような細い月と金星の共演をどーぞ!!。
☆１２月の星空カレンダー☆
【＠】肉眼でもＯＫ！
【∞】簡単な双眼鏡で！！
【×】見えない。
無印 ・・・その他
★「双子座流星群極大」と「皆既月食」★
12月14日夜から15日の朝に掛けて
今年も三大流星群のひとつ「双子座流星群」がやってきます。
この流星群は毎年多くの流星を飛ばすことで有名です。
コンディションは「良」ですので楽しみです!!。
また12月21日は月が暗くなる皆既月食もあります。
“三つ星”のあるオリオン座も綺麗に見えてますので
12月も星空を楽しんでみませんか?。
２日 水星東方最大離角【＠】【∞】
太陽が沈んで辺りが暗くなった頃、西の空では水星が太陽から離れて
見やすい位置に現れます。
水星は地球の内側で公転(太陽周りを回る)している太陽に一番近い惑星で、
普段は太陽光の影響で長時間は見られない星ですが
この日は水星が太陽から離れたところに現れているので観察しやすくなります。
西の低い場所で輝く火星と並んでいる小さな星が水星です。
目をこらして探してください。
３日 日の出前の東の空が賑やか【＠】
日の出前のまだ暗い東の低い空では月と星達が賑やかに輝いてます。
まず月を探してみてください。
月のすぐ上側(西側)で明るく「金星」が輝いてます。
金星の上側で白く輝く星が乙女座の「スピカ」
さらにスピカの上側で輝く星が「土星」。これらの星達より少し離れ
北側で明るく輝いているのが、うしかい座の「アークトゥルス」です。
カメラに撮っても面白いかも知れません。
６日 新月【×】
７日 大雪(たいせつ)【二十四節気】
“おおゆき”では無く“たいせつ”です。
陰暦十一月の節。
日本海側や北国では本格的な雪が降りだす季節になります。
寒いのでお身体をたいせつに!!。
１３日 上弦の月【＠】
１４日 双子座流星群極大【＠】出現期間12/5〜12/20
この流星群は三大流星群のひとつで、毎年 安定して沢山の流星を飛ばします。
今年は月明りがありますが、深夜1時過ぎ頃には西の地平に沈みますので
それからが観察条件が最良となります。
お勧めの観察日は12月14日夜から15日の朝に掛けて
(その前後の日も要チェック!!)
今年も「冬の星空の忘年会」を楽しみませんか?。
詳しくは双子座流星群2010のコーナーを．．．。
流星をみつけたら「流星報告掲示板」で教えてくださいねっ。
２１日 満月【＠】
皆既月食【＠】
陽が沈んだ後の東方向の低い空。月が暗くなる皆既月食が見られます。
「月食」とは太陽の光に照られている地球の陰の中に、
月が入るときに起こる現象で 月全体や一部分が暗く見える現象です。
今回、日本で見える月食は「月出帯食」と言って、
月が月食を始めながら東の地平から昇ってきます。
食の最大時刻は17:17分頃。
カメラで撮影するとおもしろいでしょう。
◇月食の見えかたは．．．
三重県志摩半島と福井県若狭湾を結ぶ線よりも
東の地域は→ 月の一部分が掛けた状態で東の地平から昇り、
だんだんと全体が暗くなる。
西の地域は→ 月全体が暗くなった状態で東の地平から昇る。
◇月食の最大時刻(月全体が暗くなるピーク時刻)
17:17分頃
◇各地の月の出の時刻
札幌・・・15:55分
仙台・・・16:13分
東京・・・16:26分
新潟・・・16:22分
名古屋・・16:39分
大阪・・・16:46分
福岡・・・17:10分
那覇・・・17:40分
《月食とは》
蛍光灯の下で自分の陰を見ながらゆっくり動いてみてください。
陰には．．．
暗くなる部分(本影)、その周りに薄っすらと暗くなる部分(半影)
の二つある事がわかります。
地球の本影に月がすっぽり入ると、 全体が赤暗くなる皆既月食。
本影の一部分だけに月が入る場合は、 一部分だけ赤暗くなる部分月食。
半影だけに入った場合は、 肉眼では確認しにくい半影月食になります。
２２日 冬至(とうじ)【二十四節気】
陰暦十一月の中。暦の上では冬の真っ最中。
夜の時間が一年で一番長い日です。
じっくりと星空を眺めてみませんか？。
この日は風呂に柚子を入れたり、お粥やカボチャを食べたりして
無病息災を祈ります。今年も残りわずか。風邪など引きませんように！。
２３日 天皇誕生日
今上天皇 明仁様(第125代天皇)の誕生日。お祝いしましょう!!。
陛下は魚類学者として論文を発表されたり数々の業績を残されています。
２５日 クリスマス
イエス・キリストの誕生を祝うキリスト教の記念日。
お酒を飲んで騒ぐ日ではありません。
神様や家族、世の中すべてのものに感謝して静かな夜を．．．。
この日はクリスチャンでない方も教会のミサに出席する事が可能だそうです。
２８日 下弦の月【＠】
３１日 大晦日
紅白歌合戦
みなさん良いお年を！！。
☆１１月の星空カレンダー☆
【＠】肉眼でもＯＫ！
【∞】簡単な双眼鏡で！！
【×】見えない。
無印 ・・・その他
★獅子座流星群極大(2010年11月18日/朝6時)★
すっかり活発な活動が見られなく成ってしまった獅子座流星群。
今年こそは!!と信じて眺めてみたいところです。
またこの日は、
日の出前の東の低い空では「金星」と「土星」、
うしかい座「アークトゥルス」、おとめ座「スピカ」の4つの明るい星が
綺麗に輝いてますのでこちらも楽しめます。
寒い季節ですので暖かくしてチャレンジしてみてください。
３日 文化の日
４日 月と土星が並んで東から昇る【＠】
日の出前(4時前後)の東の低い空。
土星と月が並んで地平から昇ってきます。
細長い月を目印にして近くの土星を探してみてください。
６日 新月
７日 立冬(りっとう)【二十四節気】
陰暦十月の節。
「冬立つ」の意味でこの日から立春までが暦上では冬となります。
この頃から冬の気配がうかがえるようになります。
８日 月と火星、アンタレスが並んで沈む【＠】
陽が沈んで辺りが暗くなった頃の南西の低い空。
月と火星と「さそり座」の恒星アンタレスが並んで沈みます。
三日月を目印にして向かって右側(北側)に火星。
下側(西側)にアンタレスが見えてます。
短い時間ですので高台の見晴らしの良い場所でご覧下さい。
１４日 上弦の月【＠】
１６日 月と木星が近づいて見える【＠】
陽が沈んで辺りが暗くなった頃から月と木星が近づいて見えてます。
月を目印にして木星を探してみてください。
木星は明るい星なので、すぐに確認できるでしょう。
１８日 獅子座流星群極大日【＠】出現期間11/5〜11/25
極大時間:午前6時頃。
すっかり活発な活動が見られなく成ってしまった獅子座流星群。
飛べば明るい流星が多いので今年も期待して観察したいところです。
今年は月が出ていてコンディションは良くありませんが
深夜2時半過ぎ頃に月が沈みますのでそれからがチャンスです。
お勧めの観測日時は、
11/17日の夜から日付が変わって11/18日の朝にかけて。
深夜2時半過ぎから日の出までが大チャンスです。
くわしくは...
【2010獅子座流星群とは？？】のコーナーを参考に!!。
流星をみつけたら....
【流星群報告掲示板】で教えてくださいねっ。
２２日 満月【＠】
小雪(しょうせつ)【二十四節気】
Panasonic ビエラの小雪のことではありません。
「しょうせつ」と呼びます。
陰暦十月の中。本格的な降雪はないものの、遠い山の頂きには
雪が見られるように成ります。
２３日 勤労感謝の日
２９日 下弦の月【＠】
☆10月の星空カレンダー☆
【＠】肉眼でもＯＫ！
【∞】できれば、簡単な双眼鏡で！！
【×】見えない
無印その他
★後の名月も楽しもう[後の名月(十三夜)]★
秋は空気が澄んでいて月が綺麗な季節。
先月の十五夜に引き続き、10/20日の十三夜もお祝いしませんか?。
「お月見」はお月様にススキや秋の作物、団子をお供えして
自然の恵みに感謝しながら月を鑑賞する行事です。
今月も当ホームページの...
【お月見をたのしもう】のコーナーを参考にどーぞ。
※十三夜の日付を修正しました。失礼しました。
１日 下弦の月【＠】
今月は「下弦の月」が2回(10/1日、10/31日)ある珍しい月です。
２日 土星が合【×】
合とは地球の外側を公転している外惑星が
地球から見て太陽の向こう側(奥側)に位置することをいいます。
つまりこの日の土星は地球から見て太陽と同じ方向にあるので
肉眼では見えません。
８日 寒露(かんろ)【二十四節気】
陰暦九月の節。秋の長雨が終わり本格的な秋が始まるころで
この季節に成ると寒々として冷たく感じられます。
新月【×】
９日 ジャコビニ流星群極大【＠】出現期間10/7〜10/11
コンディションは良好です。
ユーミンの歌で有名なジャコビニ流星群。
大きな出現は期待できないですが
今年は月明かりが無いのでチャレンジしてみてください。
極大時間は朝8時頃。
おすすめの日は9/8日深夜から9/9日の朝方にかけて
空全体を幅広く眺めてみてください。
１１日 体育の日
１５日 上弦の月【＠】
１８日 くじら座のミラが極大【＠】
ミラはくじら座の恒星です。軽自動車の名前にも使われてますね。
この星は約332日の周期で明るさが変化し
丁度この日に輝きの極大を迎えます。
10/18日の「ミラ」は日没と共に東から昇ってきて
夜10時頃に南の空に移動してきます。
明るく輝く木星の下側(南側)で輝いているので探してみてください。
２０日 十三夜(後の名月)【＠】
栗名月とも呼ばれ、満月に成る少し前の十三夜の月を祝います。
先月の十五夜に引き続き、この日もお月様に栗などのお供物をして
季節の行事を楽しみませんか。
秋は月がとてもきれいですよっ...。
秋の土用の入り
「土用」とは期間のことで年に4回あり、
立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれより前の18日間のことを言います。
したがって「秋の土用」とは...
「秋の土用の入り」から「立冬」までの期間を言います。
木星と月が近づいて見える【＠】
この日は、木星と月が近づいてみえてます。
月を目印にして木星を探してみてください。
木星は明るい星なので一目で確認できるでしょう。
２１日 オリオン座流星群極大【＠】出現期間10/10〜11/5
近年 小規模ながら活発な出現を見せているオリオン座流星群。
残念ながら今年は月明かりがあり最悪です。
オリオン座流星群の母天体はハレー彗星です
出現期間が長い、流星の速度が早い、暗い流星が多い
などの特徴があり、通常でも流星出現数は決して多くはありません。
【観察のポイント】
今年は月明かりがあり期待できません。
出現期間は10/10日から11/5日辺りまでで
お奨めの観察日は10/21日夜、またはその前後の日の夜。
オリオン座を中心として空全体を眺めてみて下さい。
流星が飛び出す場所(放射点)が近くにあるオリオン座は
22時頃に東の地平から昇ってきます。
“三つ星”でお馴染みの星座ですので直ぐに確認できるでしょう。
流星を見つけたら流星掲示板で教えて下さいね。
２３日 霜降(そうこう)【二十四節気】
肉の美味しい部分ではありません。
霜が降りる頃の意味で紅葉が始まる季節でもあります。
満月【＠】
２８日 金星が内合【×】
内合とは地球の内側を公転している内惑星が
太陽と地球の間に位置することを言い
この日の金星は地球と太陽の間に位置します。
地球から見て金星は太陽と同じ方向になるので肉眼では見えません。
またこの日を境にして金星は、
夕方の西の空に見える「宵の明星」から
朝方の東の空に見える「明けの明星」に変わります。
３１日 下弦の月【＠】
☆９月の星空カレンダー☆
【＠】肉眼でもＯＫ！
【∞】できれば、簡単な双眼鏡で！！
【×】見えない
無印その他
★9/22日は お月見を楽しもう[中秋の名月(十五夜)]★
今月は太陽が沈んだ後の西の低い空では
金星と火星が並んで見えてます。明るい方が金星です。
今年は金星が夕方の空に見えているのは10月中までですので
“宵の明星”を楽しむなら今のうちです。
そして22日は中秋の名月(十五夜)です。
「お月見」はお月様にススキや秋の作物、団子をお供えして
自然の恵みに感謝しながら月を鑑賞する行事。
皆さんも今年もお月見を楽しんでみませんか？。
当ホームページの【お月見をたのしもう】のコーナーを参考にどーぞ。
１日 二百十日（にひゃくとおか）
立春から数えて210日目で、毎年9月1日前後に当たります。
江戸時代よりこの日は天気が荒れやすい日とされてきました。
２日 下弦の月【＠】
８日 白露(はくろ)【二十四節気】
陰暦八月の節。秋が本格的となり、草花には露が宿るようになります。
新月【×】
１１日 金星と火星と月が近づいて見える【＠】
太陽が沈んで辺りが暗くなった頃の西の空。
金星と火星と月が近づいて見えているでしょう。
とくに金星と月は、とても近づいていますので眺めてみて下さい。
１５日 上弦の月【＠】
２０日 敬老の日
秋の彼岸の入り
秋分とその前後３日間の計７日間を「秋の彼岸」と言い
秋分の３日前が彼岸の入りとなります。
仏教では太陽が真西に沈むこの時期に
極楽浄土(西方浄土)がある 西方向に沈む太陽を礼拝し
御先祖様や仏様へ思いをはせたのが始まりです。
水星西方最大離角【＠】【∞】
日の出前の暗い時間。東の低い空では水星が太陽から離れて
見やすい位置に現れます。
小さな星ですので簡単な望遠鏡などがあると便利でしよう。
水星は地球の内側で公転(太陽周りを回る)する太陽に一番近い惑星で、
普段は太陽光の影響で長時間は見られない星ですが
この日は水星が太陽から離れたところに現れているので
観察しやすくなります。
２２日 十五夜(中秋の名月)【＠】
芋名月とも呼ばれます。すすきやお団子や果物などを
お供えして季節の行事を楽しんでみませんか？。
月を眺めていると気持ちもリラックスできますよっ。
当ホームページの【お月見をたのしもう】のコーナーを参考にどーぞ。
木星が衝【＠】
衝とは地球よりも外側を公転している惑星が
地球と太陽を結んだ線の延長線上に位置する状態を言います。
この日は太陽と地球と木星が軌道上で一直線に並びます。
２３日 秋分の日
秋分(しゅうぶん)【二十四節気】
陰暦八月の中。
太陽は秋分点に達し、春分と同様に昼と夜の長さが同じになります。
この日を境に夜が段々と長く成ってきます。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるとおり
気候も優しくなり心穏やかに成れる時期でもあります。
満月【＠】
２４日 金星が最大光度【＠】
太陽が西に沈んで辺りが暗くなった夕方。
金星が一番の輝きを発し輝いて見えてます。
この日の光度(光の強さ)はマイナス4.6等!に輝き綺麗です。
金星が夕方の空に見えているのは10月いっぱいですので
“宵の明星”を楽しむなら今のうちです。
２９日 金星と火星が近づいて見える【＠】
太陽が西に沈んで辺りが暗くなった夕方。
西の空では金星と火星が近づいてみえているでしょう。
一番明るい星が金星、その隣りの赤い星が火星です。
☆8月の星空カレンダー☆
【＠】肉眼でもＯＫ！
【∞】できれば、簡単な双眼鏡で！！
【×】見えない
無印その他
★楽しみがいっぱいの2010年８月です！★
今月は15日あたりまで、夕方の西の空では、
金星、火星、土星の惑星達が集まって見えてます。
とくに12日は、月と水星も参加してにぎやかです。
外出先からの帰りに惑星探ししてみませんか?。
また12日夜から朝にかけて、年間最大の流星群
「ペルセウス座流星群」が極大をむかえます。
8月は夏の代表的な星座、さそり座や白鳥座、こと座...などを探したり、
楽しみいっぱいです!!。
３日 下弦の月【＠】
７日 立秋(りっしゅう)【二十四節気】
陰暦七月の節に当たり語源は「秋立つ日」から来てます。
まだまだ暑い時期ですが暦の上では秋です。
ちなみに、「立秋」から「処暑」あたりまでの期間の
お見舞いが「残暑見舞い」になります。
(暑中見舞いは、7月の「土用の入り」から「立秋」まで!!)
水星東方最大離角【＠】【∞】
太陽が沈んで辺りが暗くなった頃、西の空では水星が太陽から離れて
見やすい位置に現れるでしょう。
西の空で明るく輝く金星よりも低いところに小さく見えてる星が水星です。
水星は地球軌道の内側で公転(太陽周りを回る)している太陽に一番近い惑星で、
普段は太陽光の影響で長時間は見られない星ですが
この日は水星が太陽から離れたところに現れているので観察しやすくなります。
１０日 新月【＠】
三惑星(金星、火星、土星)がとても近づいて見える
太陽が沈んだ後、夕方の西の空。8/10日を中心として前後の数日間
金星、火星、土星の三惑星がとても近づき三角形を作って見えているでしょう。
一番明るい星が金星で、その右上が土星、左上が火星です。
皆さんも夕方、惑星探しをしてみませんか?。
１２日 月と惑星達(金星、火星、土星、水星)の共演【＠】
太陽が沈んだ夕方の西の空。惑星達と月が共演して賑やかでしょう。
まず三日月を探してください。その右側の小さな星が水星。
三日月から少し離れてその上側では明るい星が三角形を作ってます。
一番明るい星が金星。金星の右上が土星。金星の左上が火星です。
記念に写真を撮ってもおもしろいでしょう。
１３日 ペルセウス座流星群【＠】出現期間7月下旬〜8月中旬
[コンディション良好!!]
この流星群は三大流星群のひとつで毎年多くの流星を飛ばします。
明るい流星が多いのが特徴で、
8/12日から8/15日辺りまで流星観察が楽しめるでしょう。
今年は月明かりが無くコンディションは最良です!!。
極大時間は8/13日の9時頃。
★お勧めの観察日時は
8/12日の深夜から夜明けまで。
北方向の空を中心に空全体を眺めてみてください。
詳しくは特集「ペルセウス流星群2010」のコーナーをご覧ください。
流星を見つけたら「流星観察掲示板」に報告して下さいね。
１６日 旧暦の七夕
彦星(アルタイル)と織姫星(ベガ)が
７月の「新暦の七夕」の時よりも、早い時間から
見やすい位置に移動して来ますので、
七夕の星をじっくりと見る事ができます。
笹の枝に短冊を吊るしてお願い事をしてみませんか?。
ちなみに「旧暦・七夕」の日の決め方ですが
「処暑よりも前にある新月から7日目」と成っており
2010年は、処暑が8/23日。その日より前の新月は8/10日。
8/10日から数えて「7日目」が8/16日になり旧暦の七夕に当ります。
１７日 上弦の月【＠】
１８日 金星と火星がとても近づいて見える【＠】
太陽が沈んで辺りが暗くなった夕方。
西の空では金星と火星が近づいてみえているでしょう。
一番明るい星が金星、その隣りの赤い星が火星です。
２０日 金星東方最大離角【＠】
太陽が沈んで辺りが暗くなった頃、西の空では金星が太陽から離れて
とても高い位置に姿を現します。
非常に明るく輝いているのでひと目でわかるでしょう。
金星は地球軌道の内側で公転(太陽周りを回る)している惑星で、
普段は太陽光の影響で長時間は見られない星ですが
この日の金星は太陽から離れたところに現れているので長い時間みることができます。
２３日 処暑(しょしょ)【二十四節気】
陰暦七月の中。「夏の暑さが和らいでくる」頃の意味があります。
朝夕が涼しく感じられるのもこの頃からです。
２５日 満月【＠】
☆７月の星空カレンダー☆
【＠】・・・肉眼でもＯＫ！
【∞】・・・出来れば、簡単な双眼鏡で！！
【×】・・・見えない
無印 ・・・その他
★惑星たちの共演(2010年7月中)★
今月は、太陽が西に沈んで暗くなった西の空。
金星、火星、土星が列んで見えてます。
地平から順に一番明るいのが金星。少し離れて左斜め上(南側)方向に赤い星の火星。
さらに左斜め上方向に土星が輝いてます。
また14日はこの他に水星と三日月が加わり賑やかな夕方になるでしょう。
珍しいのでカメラで撮っても面白いかもしれません。
夕方の西の空を眺めてみませんか?。
２日 半夏生(はんげしょう)
夏至から数えて11日目を半夏生と言います。
(最近は太陽黄経が100度の日)
この日は昔、天から毒気が降りてくる日と言われ
井戸にふたをして農作業は行いませんでした。
４日 下弦の月【＠】
７日 小暑(しょうしょ)【二十四節気】
陰暦六月の節。
この日から、いよいよ暑さは日増しに加わってきます。
新暦の七夕
彦星(アルタイル)と織姫(ベガ)は19時頃に東の地平から昇ってきて
23時半頃に南の空に移動します。
笹に願い事を書いた短冊を下げてお祈りしましょう。
きっと願い事が叶う事でしょう。
ちなみに短冊などを笹に飾る風習は江戸時代から始まったもので
日本だけで行われる風習です。
１２日 新月【×】
１４日 水星、金星、火星、土星、三日月、レグルスの共演【＠】
太陽が沈み 辺りが暗くなった直後の西の空。
地平から順に、水星、獅子座の一等星のレグルス、
三日月、金星、火星、土星が列んで見えるでしょう。
まず西の空に三日月が見えてます。
そのすぐ上側で一番明るく輝いているのが金星。
金星のすぐ右下にある星が獅子座のレグルス。
金星から少し離れて左斜め上(南方向の側)で赤く輝くのが火星。
更にその左斜め上で輝いているのが土星です。
ただし水星については小さな星で見つけにくく
早い時間に地平に沈んでしまうので肉眼での確認は難しいでしょう。
１６日 火星と月が近づいて見える【＠】
月と赤い惑星の火星が近づいて見えていることでしょう。
月を目印にして火星を探してみてください。
１８日 上弦の月【＠】
１９日 うみの日(祝日)
２０日 夏の土用の入り
「土用」とは期間のことで年に4回あり、
立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれより前の18日間のことを言います。
したがって「夏の土用」とは...
「夏の土用の入り」から「立夏」までの期間を言います。
ちなみに「夏の土用」の期間中のお見舞いは
「暑中見舞い」になります。
２３日 大暑(たいしょ)【二十四節気】
旧暦六月の中。暦の上でも最も暑い時期です。
２４日 木星が留
惑星の見える位置は星座に対して日ごとに少しずつ移動しています。
通常は「順行」と言って星座に対して西から東へ移動して見えてますが、
東から西へと「逆行」して見える場合もあります。
順行から逆行に転じるときや、逆行から順行に転じるときに
惑星が止まって見える日があり、この事を「留」と言います。
２６日 満月【@】
土用の丑の日
土用とは立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間のことを言い
「土用の丑の日」とは立秋前の土用のうちの「丑の日」にあたる日です。
平賀源内がウナギ屋の繁盛の為に考案したウナギをたべる日でもあります。
うなぎをはじめ「う」のつく食べ物を食べると夏バテしないとも言われてます。
２８日 みずがめ座δ流星群極大【＠】
出現期間7/15〜8/20日。条件悪い。
この流星群は飛び出す流星の数は多くなく、
また今年は月明りの影響があるので期待はできませんが
運だめしで流れ星を探しても面白いかも知れません。
流星が飛び出す「みずがめ座」は20時半頃に東の地平から昇ってきて
深夜２時頃に真南の空に移動してきますので
東方向〜南方向を中心に空全体を眺めてみてください。
流星を見つけたら「流星観察掲示板」に報告して下さいね。
☆６月の星空カレンダー☆
【＠】・・・肉眼でもＯＫ！
【∞】・・・出来れば、簡単な双眼鏡で！！
【×】・・・見えない
無印 ・・・その他
★はやぶさのカプセル 地球へ突入(2010年6月13日予定)★
「はやぶさ」のカプセルは日本時間6月13日(日)23時頃に地球へ突入します。
はやぶさは2003年5月に打ち上げられた小惑星探査機です。
2005年11月に小惑星イトカワに着陸して、小惑星表面の砂などをカプセルの中に採取。
(小惑星からのサンプル採取は世界初)
いくつかのトラブルに見舞われながら今年6月に地球に接近し
カプセルを地球に放出して7年の長旅を終える予定です。
「はやぶさ」のすごいところは 自分で判断して小惑星への接近、離着陸を
行う機能が備わっているところ。まるで空飛ぶ頭脳ロボットのようです。
カプセルの中にはどのような物が入っているでしょうか?。
まもなく地球へ戻ってくる「はやぶさ」の成果に注目しましょう。
５日 下弦の月【＠】
６日 芒種(二十四節気)
陰暦五月の節。芒のある穀物(稲や小麦など)を播種する時期で
農家は田植えの時期でもあります。
７日 木星と月が並んで見える【＠】
深夜1時半頃。木星と月が並んで地平から昇ってきます。
月を目印にして木星を探してみてください。
木星は明るい星なので一目で確認できるでしょう。
火星と獅子座のレグルスがとても近づいて見える【＠】
陽が沈んだ後の西の空。
火星と獅子座の一等星「レグルス」がとても近づいて見えます。
獅子座は大きな鎌(かま)のような形に見えている星座です。
探してみてください!!。
赤く輝く星(火星)と白く輝く星(レグルス)がとても近づいて
見えているのが確認できるでしょう。
１１日 入梅
雨が多い星空が見えにくい季節になります。
１２日 新月【×】
１３日 小惑星探査機「はやぶさ」地球へ再突入予定
日本時間6月13日（日）23時頃予定
いよいよ帰ってきます!!。
１５日 金星と月が近づいて見える【＠】
太陽が沈んで辺りが暗く成った頃の南西の空。
金星と三日月が近づいて見えているでしょう。
月の近くのとても明るい星が金星です。
外出帰りにボーッと眺めてみませんか?。
１７日 C/2009R1マックノート彗星が観察しやすい位置に出現【∞】
※観察には双眼鏡が必要。
１８日 土星と火星の間に月が見えてにぎやか【＠】
太陽が沈んで辺りが暗く成った頃の南西の空。
赤い星の火星。太陽系6番目の惑星の土星。
そして、その間に半月が見えているでしょう。
１９日 上弦の月【＠】
２１日 夏至(げし)【二十四節気】
太陽が最も北に寄り「北回帰線」の真上までやってきます。
東京の場合、昼間の時間が冬至より約4時間も長くなります。
２６日 満月【＠】
部分月食【＠】
陽が沈んだ後の東方向の空では部分月食がみられます。
今回は月の一部分が暗く見えているでしょう。
[月食の時間]
部分食始19:16 - 最大食20:38 - 部分食終22:00
月食の進行は日食と違い日本全国どこでも同じです。
関西以西では欠けた状態で月が東の地平から昇る「月出帯食」になります。
[月食とは]
日中の天気の良い日に、自分の影を観察してみると影には...
暗くなっている部分の「本影」と、本影のまわりで薄っすらと
暗くなっている部分「半影」の二重構造になっているのが解ります。
地球の影もこれと同じく二重構造になってます。
月食は地球の陰の どの部分に月が入るかで名前が変ります。
地球の「本影」の中に月がすっぽり入って月全体が赤暗く見える
→「皆既月食」。
月の一部分だけが地球の「本影」に入って部分的に赤暗く見える
→「部分月食」
月の一部分が地球の「半影」に入り肉眼では解りづらい
→「半影食」
また、欠けたままの月が沈むことを月没帯食と言い
今回のように欠けた状態で月が昇ることを月出帯食と言います。
☆５月の星空カレンダー☆
【＠】・・・肉眼でもＯＫ！
【∞】・・・出来れば、簡単な双眼鏡で！！
【×】・・・見えない
無印 ・・・その他
★春の星空散歩(その2)★
夜8時頃になると獅子座が南西の空に現れてます。
11月の獅子座流星群でもおなじみの星座で、獅子の頭の部分が
大きな鎌(かま)のような形になっているのが特徴です。
獅子の胸元にある明るい星は一等星の“レグルス”。
この獅子座はギリシア神話では英雄のヘラクレスによって
退治された人喰いライオン“ネメアーの獅子”の姿で
このライオンは剣も通さない丈夫な皮をまとっていたために
ヘラクレスは三日三晩 腕力だけで絞め殺したと言う物語があります。
夜空が晴れてましたら皆さんもライオンの(大きな鎌)を探してみませんか?。
２日 八十八夜
茶摘でお馴染みの「夏も近づく八十八夜〜♪」の八十八夜。
節分から数えて丁度“８８日目”に当たります。
３日 憲法記念日
４日 みどりの日
５日 こどもの日
立夏(りっか)【二十四節気】
陰暦四月の節。 夏立つ日で、暦の上ではこの日から立秋までが夏です。
６日 下弦の月【＠】
みずがめ座η流星群極大日【＠】(出現期間 4/25 〜 5/10)
極大時間は5月6日の16時頃。
この流星群は「みずがめ座」を中心に流星が飛び出します。
ただし一時間当たりに確認出来る流星の数は非常に少なく
また今年は月明かりがあり条件は良くありません。
みずがめ座は深夜２時過ぎに東の地平から昇ってきます。
お勧めの観察日時は6日夜から7日の朝にかけて。
東方向を向いて幅広く空をながめてください。
みずがめ座の位置は星座早見盤のコーナーで確認出来ます。
１０日 木星と月が近づいて見える【＠】
日の出前の東の低い空。
木星と月が並んで地平から昇ってきます。
月を目印にして木星を探してみてください。
木星は明るい星なので一目で確認できるでしょう。
１４日 新月【×】
１６日 金星と月がとても近づいて見える【＠】
夕方の辺りが暗く成った頃。
西の低い空では金星と月がとても近づいて見えてます。
月を目印にして金星を探してみてください。
月のすぐ上側で こうこうと輝く金星が見えていることでしょう。
この現象はカメラに記録してもおもしろいでしょう。
おすすめの現象です!!。
２０日 火星と月が近づいて見える【＠】
夕方の辺りが暗く成った頃。
南西の空では火星と月が近づいて見えてます。
月の近くで赤く輝く火星が見えていることでしょう。
２１日 小満(しょうまん)【二十四節気】
陰暦四月の中ごろ。
「陽気盛んにして万物ようやく長じて満つの候」の意味です。
２６日 水星西方最大離角【＠】【∞】
日の出前の東の低い空では水星が小さく輝いて見えてます。
水星は地球の内側で公転している(太陽周りを回る)太陽に一番近い惑星で、
普段は太陽光の影響で長時間は見られない星ですが
この日は水星が太陽から離れたところに現れているので
観察しやすくなります。
２８日 満月【＠】
☆４月の星空カレンダー☆
【＠】・・・肉眼でもＯＫ！
【∞】・・・出来れば、簡単な双眼鏡で！！
【×】・・・見えない
無印 ・・・その他
★春の星空散歩★
夕方の辺りが暗くなった頃、頭上近くで「ひしゃく」型で有名な
北斗七星が輝いて見えます。見やすいところに位置しますので
じっくりと眺めるにはチャンスです。
また南の空では、西の方から、赤い星の火星、“獅子座”のレグルス、土星、
“乙女座”のスピカが一直線に並んでおり
それに“うしかい座”のアークトウルスも加わってにぎやかです。
アークトウルスは深夜0時頃に南中しますので見つけやすいでしょう。
どれも明るい星なので探してみて下さい。
５日 清明(せいめい)【二十四節気】
陰暦三月始まり。
おこないを慎み身体や心を清める日と言う意味があり
物事の始まりの日として入学式などが行われます。
６日 下弦の月【＠】
９日 水星東方最大離角の日【∞】【＠】
太陽が沈んだ直後、西の空では水星が太陽から離れて
見やすい位置に現れます。水星を見たことがない方はチャンスです。
水星は小さく低い位置で見える星ですので目を凝らして探してください。
できれば簡単な双眼鏡などがあると確認できやすいでしょう。
１４日 新月【×】
１６日 月と金星と水星が近づいて見える【＠】
陽が沈み辺りが暗く成った頃、西の低い空では
月と金星と水星が近づいて見えてます。
まずは細く針のような細い月を探してみてください。
近くでとても輝いているのが金星です。
またその西の方(下の方)で小さく輝いているのが水星です。
水星は簡単な双眼鏡などがあると確認できやすいでしょう。
１７日 火星とプレセベ星団(M44)が接近【∞】
火星と「かに座」の中心にあるプレセベ星団が近づいて見えます。
「星団」とは細かい星が沢山集まっている場所で
肉眼では良くは見えませんが簡単な双眼鏡を使えば確認できることでしょう。
陽が沈み辺りが暗くなった頃に南方向で赤く輝いているのが火星です。
双眼鏡で火星を目印にプレセベ星団を探してみて下さい。
２０日 穀雨(こくう)【二十四節気】
陰暦三月の中で陽暦の4/20日〜21日頃。
この時期に降る雨は「百穀を潤す」雨とされます。
２２日 上弦の月【＠】
月と火星が近づいて見える【＠】
月と赤い星の火星が近づいて見えてます。
月を目印にすると火星は見つけやすいでしょう。
赤い火星を探してみてください。
２３日 こと座流星群極大【＠】出現期間4/16〜4/25日
極大時間は早朝の2時頃。
飛び出す流星の数はとても少なく今年も期待はできませんが
じっくりと観察したいところです。半月の月明りが邪魔をしますが
月は2時過ぎ頃に沈みますのでそれから見やすく成るでしょう。
流星を見つけたら「流星観察掲示板」に報告して下さいね。
２８日 満月【＠】
２９日 昭和の日
Cafa Onda 1998-2011 星空カレンダー